ゲーム開発関連の書籍の日本語訳版を著書の方々から頂きました。
昨年、発売された翻訳本の中では屈指のデキと言われる二冊です。
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ゲームコーディング・コンプリート」の方は、ウルティマシリーズのプログラマのマイク・マクシャフリー氏の著で、彼が入力からサウンド、グラフィックスに至るまでゲームプログラムの全要素について俯瞰視点で解説しています。
翻訳監修にグランツーリスモシリーズの開発者として知られるポリフォニーデジタルのジーニアス手島孝人氏が参加しています。
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ゲームエンジン・アーキテクチャ」の方は、アンチャーテッドシリーズのプログラマのジェイソン・グレゴリー氏の著で、ゲームプログラムの設計というよりは、応用の利く汎用性の高いゲームエンジンの設計方針について解説しています。
こちらの翻訳監修にはCEDECの今給黎DAYでお馴染みのバンダイナムコゲームスのドクター今給黎隆氏が参加しています。
両著とも、コードのお手本がないわけではないですが、それよりもアーキテクチャを重視した内容になっていて読み物としても興味深く読むことができます。
ホワイトデーのお返しにゲーム開発者の彼女に2冊セットでプレゼントすると確実に喜ばれると思いますよ!
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