先頃発表された今春モデルには採用がなかったようですが、今年1月、ラスベガスで開催されたInternational CES 2011では、シャープはエリア駆動を復活させる宣言をしました。
そして、シャープブースにはその展示デモが行われていました。
AQUOS QUATTRON WATCHの最新回はこの話題を取り扱いました。
AQUOS QUATTRON WATCH第8回: CES 2011に見た新世代AQUOSパワー
http://www.watch.impress.co.jp/aquoswatch/truestory/8-ces2011.html
ただ、全製品に復活させるということではなく、コストを掛けやすい3D対応の上級モデルに適応していくようです。
International CESでは、70インチの北米向け製品の3D対応のデモ機が展示されましたが、同じ70インチモデルでも2D専用機にはエリア駆動は採用されないようです。
UV2A×エリア駆動の無敵の組み合わせは、3D視聴時のクロス低減の狙いが強いのかも知れません。
エリア駆動というと、ハイコントラスト性能ばかりに目が行きますが、実は、ナノ秒からマイクロ秒オーダーの制御で高精度にスキャニングが掛けられると言うメリットのほうにも大きな価値があり、これがクロス低減に効果的なんですよね
シャープとしては、UV2A単体でコントラスト性能は十分と考えているようなのですが、立体視時の画質性能についてはまだまだ向上させていきたい考えなのでしょう。
詳しいことは記事に書きましたのでそちらをどうぞ~
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