ASIMO、まだ被災地に派遣できるほど発達しておらず

「ASIMOを原発に派遣しろ」という思い立ちは、実はみんなが抱いていたようで、ホンダがこの要望に対して正式見解を示した。

ASIMOの被災地派遣に関するご要望を多数頂いております。貴重なご意見ありがとうございます。ASIMOは、将来、人の役に立つべく開発をして参りましたが、残念ながら現状では、ご要望をいただいた様なことができる技術には至っておりません。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

http://twitter.com/#!/HondaJP/status/48574987212292096

 技術的にまだまだなのかあ。

 計器類が全くアテにならなくなった原発内部の調査のために、カメラ担いでラジコンロボットとして活動するくらいはできそうかなぁ、と思ったんだけど。

 まぁ、確かに、原発現場で、こんなことになっても困るしなぁ。

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Comments

西川善司 | 2011/04/25 20:49
記事を読み直してみたんですが「日本からもさまざまなロボットが送り込まれたが」という記述はないですね…。欧米から送られたという記述しかないようですが…。

まぁ、実際の原発の現場で活用されているのは海外のロボットなわけで…。

 お家芸のはずの日本の大相撲で、現行横綱が外国人ばかりな現状を彷彿とさせます。

 がんばれ日本。
pb | 2011/04/09 17:08
>日本はロボット大国と言っていたのに実は進んでいたのはホビー用だけで実用ロボットは遅れていたという恥ずかしい状況。

リンク先、ちゃんと読みました?
その記事に書いてあるのは、「日本からもさまざまなロボットが送り込まれたが、東電側にノウハウがなく、東電がロボットを活用できていない」ということなんですが……。

日本には技術はあります。問題はそれを受け入れ・利用する側にあります。
なぜか「ロボット大国はウソ」という誤解が多いので一言。
西川善司 | 2011/04/01 08:53
原発内で活動できるロボット、海外では実用化されているんですね

日本はロボット大国と言っていたのに実は進んでいたのはホビー用だけで実用ロボットは遅れていたという恥ずかしい状況。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040107120010-n1.htm

東電、しっかりして欲しいですね
kussy | 2011/03/31 01:05
普通のCCDでは放射線のレベルによってはイカレてしまうので耐放射線カメラを使わなければならないのですが、電源の問題で小型ロボットへの搭載は難しいそうです。
また、ラジコンに関しては、鉄筋の入った壁に対する電波の透過力の問題でこれまた難しいそうです。
ちなみにスリーマイル島の事故の場合、被爆した車両はすべて処分されたそうですので、仮にASIMOを行かせたとしても放射線量によってはドラム缶に詰められて地中投棄の運命が待っているかもしれません。

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