三菱電機のDiamondcrysta WIDEシリーズ、RDT233WX-3D(BK)の徹底評価記事を上げました。
今回のRDT23シリーズは、本体デザインを一新し、映像エンジンを「ギガクリア・エンジンII」へと進化させ、さらに3D(立体視)へと対応しました。
液晶パネルは23インチ・クラス3D対応モデルとしては唯一、IPS液晶を採用しています。
5月下旬現在の実勢価格は48,000円。
23インチ、IPS液晶、3D対応、超解像機能あり…と言うことを踏まえると、コストパフォーマンスはかなり優秀だと言えます。
【西川善司レビュー】Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK) - 3Dもギガクリア!!
IPS方式液晶パネル採用、超解像技術搭載 明るく、クッキリ、手軽に3D立体視! - Impress Watch
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立体視対応様式は円偏光方式になります。
電池駆動なし(液晶シャッターなし)のパッシブ型3Dメガネを掛けるタイプですね。
円偏光方式ということで、今回の評価では、映画館やイベントで配布されている3Dメガネを試してみましたが、バッチリ使えてしまいました。
RDT233シリーズは基本パーソナルユース向け製品ですが、購入直後は、遊びに来た友人なんかに3Dを自慢したくなるはずですから、その時のために(笑)、追加の3Dメガネの準備をしておきたいものです。
商品には1個、3Dメガネが付属してきますが、映画館などで100円で買い取らされる3Dメガネは是非とも破棄せず取っておいて使えるか試してみましょう。
3D映像のインプレッションについては、是非とも記事の方をご覧くださいませ。
偏光方式はカジュアル性ばかりが取り沙汰されますが、今回の評価では偏光方式のアドバンテージようなものを発見し、それについても触れています。
超解像などの機能も進化しているので、そのあたりについても記事の方を見て欲しいのですが、RDTシリーズなので、ゲームモニターとしての機能も優秀だったことをここでも特記しておこうと思います。
PSPゲーム画面の全面表示機能を搭載し、2D映像の表示遅延は1フレーム未満…というのは、先代までのRDTシリーズと同じなのですが、今回、ボクが実測した限りでは3Dモードでも表示遅延が1フレーム未満に押さえられていました。
これは3D対応としては最速レベルです。
(SBSモード3D時の表示遅延の計測。左がRDT233WX-3D、右がリファレンス東芝19RE1)
面白かったのはRDT233WX-3D(BK)が内蔵する2D-3D変換を使用して、通常の3D映像を疑似3D映像に変換しても表示遅延が1フレーム未満のままだったことです。
(2D→3D変換モード3D時の表示遅延の計測。左がRDT233WX-3D、右がリファレンス東芝19RE1)
2D-3D変換機能を活用するとたいていは表示遅延が絶大になるため、ゲーム用途には向かないはずなのですが、RDT233WX-3D(BK)では、既存の2Dゲームを疑似3Dで楽しむ際にも使えそうです。
ユーザーはぜひお試しあれ。
最後に進化した超解像機能の実機撮影写真を示しておきます。
(超解像OFF)
(超解像最大)
(超解像OFF)
(超解像最大)
比較アニメーション
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