4gamerの連載コラムで、Wii Uにまつわる「信じるか信じないかはあなた次第」的な"半分お笑い、半分本気な"お話を書きました。
任天堂は、Wii Uを、ディスプレイ付きコントローラによって新しいWiiの楽しみ方を提供するWiiの後継機として訴求していますが、それ以外にも裏戦略が隠されているかも…というお話です。
【(善)後不覚】Wii UのGPU性能と新型コントローラに秘められた「コアゲーマー求心」の裏戦略
http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20110624034/
Wii Uは、PS3やXbox360を大きく引き離すほどではないにしろ、PS3,Xbox360
を上回るポテンシャルを持っていそうだということは、搭載GPUのスペックなどを見ても徐々に分かってきています。
実は本体だけでなく、新型のディスプレイ付きコントローラも、PS3やXbox360の標準ゲームコントローラ的な機能を持たされており、逆の見方をすると「PS3やXbox360のゲームコントローラにタッチ機能付きのディスプレイを付けて、各種センサーを付けたものが、Wii Uの新型ディスプレイ付きコントローラである」…と言うことが出来そうなんですね。
これまでPS3,Xbox360の両方に提供されてきたマルチプラットフォーム展開のゲームタイトルでは、現行Wii向けは半ば仲間はずれ状態と言うことが珍しくなくなっていました。
出たとしても操作系が必然性無しにWiiリモコン対応になっていたり、グラフィックスがショボくデチューンされていたりと、そのゲームの現行Wii版を選択する意味合いが薄くなっていたと言えます。
しかし、Wii Uになるとこの状況が一変します。
PS3,Xbox360向けのマルチプラットフォーム展開されるゲームタイトルは、グラフィック性能的にも、操作性においても、Wii Uに妥協なく持ってくることが出来るようになります。それどころか、新型コントローラ側のディスプレイや、タッチ機能、各種センサーを活用したプラスαの要素を盛り込むことが出来ます。
つまり、Wii U登場以降は、マルチプラットフォーム展開されるソフトでは、Wii U版がビジュアル面でも、操作系においても、プレイ体験においても、最上位スペックの"出来映え"となる可能性があるのです。
E3における岩田聡・任天堂社長の「Wii Uで離れてしまったコアゲーマーを再び取り戻したい」という発言は、こうした裏戦略のことを言っているのかも知れません。
Wii Uの"U"は"YOU"の意味だと説明されていますが、もしかしたらコアゲーマー再獲得のための裏戦略の頭文字"U"だったりして(それはないか(笑))
Comments
そうそう。会場の雰囲気と言えば、ソニーのプレスカンファレンスでPSVITAの通信キャリアパートナーが「AT&Tだ」と発表されたときにブーイングが起きたことが面白かったです(笑)
アメリカの通信事情に詳しい方ならば「ははは。まぁ、それもしかたなし」といった感じでしょうけども(興味のある方は詳しい方に聞いてみて下さい)。
日本でも同じようなことにならないといいですけど…。
それに対して岩田社長は、E3現地の反応は良かったと反論しています。
実際のところ、現地のWiiUに対する反応はどうでしたか?
ちなみに今年のE3のベストハードは、投票でSCEのPS VITAが取りました。
ただ、契約、SoC向けの新物理設計…と言った手間などを考えると大体2年スパンの計画となるはずですから2009年時点で安定していたコアと言うことでRV770だったんでしょうね。
半導体プロセスとかに関しては後藤さんの方が詳しいのですが、彼は「HD5000系はギリギリいけた可能性はあるが、慎重になったのかも?」と言ってました。
たしかに2009年時点は、DX11世代はファーストジェネレーションでしたし、未来は見えなかったですからね。任天堂かAMDのどちらかが臆したとしても無理はないです。
どちらの方がワットパフォーマンスがいいんでしょうかね。
wiiUのGPUの仕様がHD4000系+Eyefinityなら
HD5000系でもいいやんと普通に思ってしまうのですが。
まぁ、+120にしたのは切りの良い数字だからですけどね。
3:3.5比なら、360:420?
もう半回転、なら540だし、、、
+120の根拠は!?単にゴロ?
、、、とまあ、どうでもいいこと気になります ^^