5月下旬から6初旬までは海外行きが連続していたため、ブログなどの更新が滞っていました。
そうです。COMPUTEX2011とE3 2011です。
ここ数回のエントリでは、それぞれの会期中に寄稿したレポートの解説をしたいと思います
[COMPUTEX]立体視表示に超音波ペン? Snapdragonでお馴染みのQualcommがプレスカンファレンスを開催
http://www.4gamer.net/games/128/G012876/20110531001/
昨今のスマートフォン、タブレット端末ブームで追い風に乗りまくっているのが組み込み向けSoCの有力ベンダーQUALCOMMです。
QUALCOMMの注目製品は次世代の第3世代Snapdragonです。
これに搭載されているGPU「Adreno220」は、QUALCOMMが買収した旧ATIの組み込み機器向けGPUテクノロジが応用されていることで有名です。
ATIの遺伝子が息づいているせいなのか、Adreno 220用に用意されたゲーム風テクノロジデモの主人公はRubyにそっくりだったりします(笑)
そのムービーは是非とも記事の方をご覧下さい。
[COMPUTEX]NVIDIA,「Crysis 2」のDX11パッチ適用版を披露。Kal-El世代に向けた次世代タブレット用TPSのデモも(ムービー追加)
http://www.4gamer.net/games/049/G004964/20110601002/
今回も話題の中心は、NVIDIAの組み込み向けSoC「TEGRA」の話題が多かったですね。
次世代TEGRAといわれる「KAL-EL」に関しては実機デモが行われていました。
PCファンとして「おっ」と思わせてくれたのは、CRYSIS2のDirectX11アップデートの予告映像が公開されたところでしょうか。
ちなみに、このアップデートは北米時間の6月27日に
正式リリースされています。
[COMPUTEX]Microsoftの基調講演で公開された「KinectとWindows Phoneとの連携」
http://www.4gamer.net/games/092/G009280/20110603002/
マイクロソフト基調講演はWindows8の話題が出るかと思いきや、色んな政治的な理由で(笑)、ほとんど触れられることはありませんでした。
このタイミングで、本国アメリカでWindows8に関するアナウンスをやっていたからですね。ちなみに、翌日には、台湾でも別会場でひっそりと、Windows8にまつわるカンファレンスが行われました。これについては続く次のレポートでフォローしています。
肩すかしを食らった格好のマイクロソフトの基調講演でしたが、1つだけ変なムービーが公開されました(MIXで既に公開されていたようですが)。
それが記事中に紹介したスマートフォンでKINNECTを邪魔する謎のソリューション(笑)です。その紹介ムービーには関根勤似と辺見えみり似のアメリカ人が出てきます(笑)
[COMPUTEX]Microsoft,x86とARMの両方で動作する「Windows 8」を披露。タブレット向けの新UIや一部ハードウェア要件も明らかに
http://www.4gamer.net/games/126/G012689/20110603003/
COMPUTEX会場ではない、おしゃれな「Wホテル」でひっそり開催されたのが、こちらのWindows8をメインテーマにしたカンファレンスです。もともとはパートナー向けの製品説明会だったようですが、この開催に気がついたメディアだけ(笑)、行くことが出来ました。
幸運にも自分は潜り込めたのでレポートしています。
詳細は記事の方をどうぞ、という感じですが、興味深いのは、Windows8では、Windows7よりもさらに要求スペックが「下がる」ということですね。
さらにインストール時には、ターゲットハードウェアの特質を自動判別して最適なインストールを行うと言うところも面白いです。たとえばタッチパネルありとなしのハードウェアではインストール後、デスクトップ画面などの初期画面も異なってくるようですし。
心配なのはアップグレードインストールですよね。
そうしたインテリジェント機能がちゃんと働いてくれるのかどうか。
NVIDIAが、完全TEGRAベースのWindows8ノートパソコンを展示していたのも暗示的でした。
2012年以降、Intel Outside…どころか、x86 OutsideなWindows8パソコンがいろいろと出てくることを予感させてくれます。
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