少し時間が経過してしまいましたが、自分の書いたE3レポートをフォローしようと思います。
SCEA、「E3 2011」プレスカンファレンスレポート
「NGP」は「PlayStation Vita」に。“人生”を変えるプレイステーションをアナタに
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110607_451334.html
ソニーのプレスカンファレンスは、なんといっても「PS VITA」に沸いたわけですが、意外な"隠し球"として発表されたのはPlaystationブランドの3Dゲームモニター「CECH-ZED1」でした。
この製品、24インチ、フルHD解像度液晶パネルを採用し、サブウーファ搭載の2.1CHスピーカーまでを内蔵するという、なかなかのハイスペックブリを誇っています。
3D立体視としては、アクティブシャッター3Dメガネ方式への対応になります。
発売記念モデルは「RESISTANCE 3」と6フィート(約1.8m)のHDMIケーブル、3Dメガネとディスプレイ本体がセットで価格は499ドルとのこと。これはかなりのハイコストパフォーマンスな製品ですよね。
また、この3Dメガネにはマルチビューモードが搭載されている点もユニークです。
マルチビューモードとは、3Dメガネレンズ内の液晶シャッターを左右のレンズで同時開閉する動作モードのことで、これを利用すると、テレビの前の2人のプレーヤーにフル画面サイズで別画面の表示を見せることが可能になります。つまり、対戦ゲームなどで、画面分割をすることなく、互いのゲーム画面を見ずに、各々が全画面表示でプレイができるということです。
それと、専用の3Dメガネは他社製の3Dテレビにも対応出来るモードも備えているらしく、3Dメガネも単体売りされるようです。
なかなかの注目製品ですよ。
西川善司の3Dゲームファンのための「WiiU」3Dグラフィックス講座
Wii Uの公開スペックと実機に触れた手応えから、その実力を考察する
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20110610_451799.html
今回のE3で、任天堂が「Wii HD」を発表することが確定情報として伝わっていましたが、まさか、ディスプレイ内蔵コントローラを付けてくるとは予想外でした。
名前も「Wii U」となったのも想像外でした。
もうハードウェアにナンバリングするのは流行らないんですかね。
「遅れてきた反抗期」ってわけでもないでしょうが、任天堂は「先端テクノロジーの搭載にはもう興味ない」といってきたのにもかかわらず、今回のWii Uは、なかなかハイスペックです。
もっとも、現行型Wiiは、コア部分がゲームキューブとほぼ同じだったので、今回のWii Uは「遅ればせながらの順当なスペック強化」であり「先端テクノロジーを搭載しているわけではない」という見方も出来そうですけれども。
KONAMI、今年の大作開発者へのインタビューセッションを開催
「PRO EVOLUTION SOCCER 2012」、「METALGEAR SOLID 3D SNAKE EATER」などプロデューサーが語る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110610_451943.html
コナミはロサンゼルス市内のBelasco劇場で「Pro Evolution SOCCER 2012」「METALGEAR SOLID 3D-SNAKE EATER」「NEVER DEAD」「SILENT HILL」の4作品のクリエイターが登壇するインタビューセッションを開催しました。
内容的には、ワールドワイド展開するコナミの自社製ソフトのプロデューサクラスを登壇させての記者会見スタイルのセッションでした。
質問内容は事前に大手の北米メディアから提供してもらっているため、インタラクティブ感はほとんど無いのですが、相手に遠慮しない歯に衣着せぬ鋭い質問が目白押しで、コナミ側のプロデューサー達もタジタジという感じでした。
コナミも、カプコンとよく似ていて、最近では、自社ゲームブランドの新作タイトルを海外スタジオに開発させる戦略を推し進めてきています。
今回の4タイトルでいえば、「NEVER DEAD」「SILENT HILL」の2つが海外スタジオ開発によるものになります。
面白いのは「NEVER DEAD」は日本側プロデューサ主導、「SILENT HILL」の方は開発スタジオ主導で作られているところです。
それぞれがどんな感じに仕上がっているのか、そしてそれぞれが世界でどう評価されることになるのかには興味が注がれます。
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