日本では「高画質液晶パネル」のブランディングが根付いたIPS液晶パネルですが、ここ最近、低価格化が進んでいます。
1つ前のエントリの三菱のRDT233シリーズなんかもそうですが、この流れを受けて、ついにあのナナオ(EIZO)からも低価格なIPS液晶パネル採用のマルチメディア液晶モニターが発売されました。
型式番はFORIS FS2332です。
パワーアップして“サンキュッパ”IPS液晶でも“サンキュッパ”FORIS FS2332「JBLスピーカー」セットをぜひ!
http://www.watch.impress.co.jp/eizodirect/fs2332_2/
基本的には、名機の呼び声も高い2010年モデルのFORIS FS2331のマイナーチェンジ版ですが、FS2331から順当な性能強化をうけて価格が5,000円下がっているので商品力はかなり高いと言えます。
詳しいことは記事の方を参照して欲しいのですが、要点をまとめると以下のようになります。
●FS2331はコントラスト重視のVA型液晶を採用していたが、今回のFS2332は視野角重視のIPS液晶になった。
●FS2331はCCFLバックライトだったが、今回のFS2332は白色LEDバックライトになり消費電力が25%減。
●FS2331の解像感強調機能が超解像機能へとパワーアップ。FS2332では賢い「考える超解像」を搭載
●FS2331のゲームモニター機能を全て継承。PSP対応機能あり。表示遅延0.1フレームの超低遅延表示性能
●JBLスピーカーセットをラインナップ。
この記事タイトルの「サンキュッパ」のメッセージは自分が推したものですが、ほんと、ナナオのIPS液晶パネル搭載機が39,800円というのはなかなか凄いことだと思います。
ちなみに、Amazonだと36,000円未満で買えるようですね
3D立体視や倍速駆動にこだわらないのであれば、今夏、イチオシです。
(ナナオの次の課題は3D立体視対応ですかね?)
個人的にはVA型液晶パネル採用機の先代FS2331もお勧めです。
黒の出方やコントラスト感はこちらの方が優秀なので。
ゲームモードの基本性能はFS2332と変わりませんしね。
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