5月1日に入稿した原稿ですが、やっと今週掲載になりました(笑)
業界標準ベンチマークソフト「3DMARK11」の徹底解説の後編(最終回)です。
最終回となる今回は、各設定オプションがテストにどういう影響を与えるか、そして映像がどう変わるのか、について解説しています。
4Gamer.net ― 西川善司の3Dゲームエクスタシー
完全理解「3DMark 11」(下)~設定オプションの詳細
http://www.4gamer.net/games/110/G011050/20110728091/
ところで、3DMARK11の最上位エディションはProfessional Editionですが、これはなんと995ドルもします。
Professional Editionには「Image Quality Tool」という、Game Test1~4から、任意のフレームを画像(ビットマップ)出力できる機能が搭載されていて、本来はGPUごとのレンダリング結果の違いや、設定の違いを映像で確認するために使うものなんですが、各テストの映像をハードディスクにフレーム・バイ・フレームで出力することもできます。
下はそうやって作ったGame TestのGIFアニメです(笑)
それにしても、3DMARK11は、映像自体が淡泊になってしまいましたよね。
3DMARK2001の時は、当時の実在ゲームのグラフィックスを上回るような映像表現をやっていたのに、今回の3DMARK11のGame Testは、シェーダー類はリッチですが、内容面が寂しすぎると思いませんか。
なにしろ、ただカメラが動くだけでシーン自体は無人でほとんど動きませんからね。
(参考:3DMARK2001の銃撃戦シーンより)
3DMARK06では蛍が飛んでましたが、今回の3DMARK11のジャングルのシーンは一切の虫が飛んでませんし、水中のシーンも3DMARK06では龍が飛び出しきたのですが、今回は珊瑚はあっても生き物が全然泳いでいません。
次回作は、できれば華やかなものを期待したいところです。
あ、でも、次回作はいつになるんでしょうね。
DirectX12の登場が全く見えてこないので、やっぱり、かなり先になるのかな~。
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