4gamerに寄稿したSIGGRAPH2011レポートは以上ですが、これ以外にも、寄稿先があったので紹介しておきます。
1つは、シリコンスタジオでの連載コラム、テクニカルインサイトです
シリコンスタジオ・テクニカルインサイト第九回:SIGGRAPH2011レポート
http://www.siliconstudio.co.jp/techin/index17_ACMSIG2011.html
こちらは、SIGGRAPH2011のポイントを押さえた総括編的なまとめになっています。
内容的には4gamerに寄稿したものとダブる部分もありますが、一部、4gamerには寄稿していないネタもあります。
スライド画像などは、4gamer掲載記事ではリアルタイム撮影したものを使用しているのに対し、テクニカルインサイトでは、SIGGRAPH2011閉幕後に入手した正規版のキャプチャを用いているので見やすくなっています(例:上のスライド)。
それともう一つ、CGWORLD 10月号のSIGGRAPH特集に6ページほどの寄稿をしています。
こちらでは、倉地紀子さんなどと分担して、ボクの方は主にEMERGING TECHNOLOGIESやELECTRONIC THEATERなどのネタを担当しました。
そうそう、倉地さんは、英語版のCG関連書籍「The Magic of Computer Graphics 」を6月に出版されたばかりで、SIGGRAPH会場ではサイン会のようなこともされていました。
この本は、日本語版もでています。
倉地さんに、ボクの書籍も「英語版を出さないのですか」と聞かれましたが、ボクの本は海外版を出すのはとても難しいんですよね。電子書籍版も同様です。
というのは、ボクの本は、掲載している画面素材を各ゲームスタジオさんから個別に許諾をとって掲載していますので、英語版や電子書籍版を出すとなると600点に及ぶ画面素材の許諾を取り直さなければならず、コスト的に大変と言うことで実現していません。
これまでに中国、韓国などをはじめとして幾つかの海外出版社から「他言語版をださせてもらえませんか」の打診はあったのですが、この話をすると、みんな音信不通になります(笑)
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