久々の(善)後不覚は、ちょっとマニアックなネタをお届けしました。
この記事で取り上げてから、以降、にわかに脚光を浴びているのはマイコンソフト(電波新聞社)の「XRGB-mini/FRAMEMEISTER」です。
これはアナログビデオ信号をHDMI信号に変換してくれるいわゆる「スキャンコンバータ製品」なのですが、マイコンソフト製品らしく、ゲーマーに美味しすぎる仕様になっています(笑)。
【(善)後不覚】AV誌に載らないCEATECネタ。遅延1フレーム未満のスキャンコンバータと,携帯電話でDirectX 11級グラフィックスのゲームを遊ぶ方法
http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20111027070/
まず、21ピンアナログRGBに対応してくれている点がマイコンソフトらしいポイントです。
スーパーファミコンやPlayStation,PlayStation 2,セガサターン,ドリームキャスト,ネオジオ,Xboxなどといった旧世代ゲーム機を所有している人、あるいはアーケードゲーム基板ファンなどは「この時代によくぞ対応してくれた」と涙を出して喜びそうです。
そしてD端子やSビデオ端子,コンポジットビデオ端子など一通りのアナログビデオ入力に対応している点も見逃せません。最近では、テレビ製品からアナログビデオ入力端子が凄い勢いで姿を消しているので、こうした良質のスキャンコンバータが必要になる局面は今後人によっては増えてくるはずです。なお、D端子入力に関してはPSPモードも付いているのが心憎いですね。
そして最大のウリといえそうなのが、スキャコンバー他製品としては、ほぼ最速間違いなしの約0.07フレーム(60Hz)という低遅延性能です。
製品愛称の「フレームマイスター」はここから来ているんでしょうね。
(レトロ)ゲームファンは是非チェックしておきたい製品です。
発売は2011年内とアナウンスされていますが、最近の
開発ブログによればそろそろ量産が始まるとのこと。楽しみです。
Comments
オプションで複合同期分離ユニットがあるし。
今でも21ピンマルチで繋ぎたい需要がどれだけあるのか、外野ながら心配になります。(^_^;)
21pinは、アーケード基板やMSXを差すのに重宝するのですが、昔ジャレコの「EDF」の基板を差したところ、ビデオ出力のコンデンサが劣化していたのかとんでもなく定格外の信号を生成して、貴重だったPC-TV472を吹っ飛ばした苦い過去から、21pinを差すのが怖くなっていますw
フレームマイスターが定格外信号を遮断してくれる機構を持ってくれていたら嬉しいなと思いますが…。