西川善司の大画面☆マニア第152回:ソニー「HMZ-T1」

 「付けたまま食事が出来るのか」「缶ジュースは飲めるのか」「付けたまま就寝できるか」などなど、ややあり得ない角度からの評価を行ったことで物議を醸した大画面☆マニア「HMZ-T1」編ですが、「覗き窓フレームの迷光問題の指摘」や「表示遅延計測」などの情報の部分はまずまずのウケだったようです。


西川善司の大画面☆マニア第152回:ソニー「HMZ-T1」
~圧倒的なコントラスト感。3D HMDに感じる未来と課題。~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20111125_493305.html

 約一週間借りることが出来たので、気に入ってほとんど毎日付けていたのですが、記事にも記したように、横になりながらのゲーミングはとても酔いやすいです(笑)

 ここだけの話、HMZ-T1で、アンチャーテッド3を3D立体視モードにて中、上級、プロの難易度でオールクリアしました(隠れ宝物は3周しても70/100個どまりでしたが)。

DSC_9325.JPG

 画質的には3Dクロストークも少ないし、発色よし、コントラスト感よしなのですが、前述の迷光問題だけはどうしても気になりました(詳細は記事の方をどうぞ)。

 そして、やはり、使い込めば使い込むほどフルHDモデルが欲しくなりますね。
 普段からフルHDを見慣れていると、HMZ-T1の映像が720pであることはやはり分かりますし、なにより、プロジェクタの画素と違ってフルカラーがRGBサブピクセルの"寄り添い"で表現されることになるので、目が慣れてくると粒状感も気になってきます。

 とてもユニークな製品ですし、競合製品も今のところ特にないので(エプソンのはAV用途ではないですからね)、今後の進化発展には、ほんと、期待したいところです。

 現状のHDMI規格では、60fpsの3D映像は720pどまりとなるので、ゲーム用途には720pでいいという話もあります。なので、下位モデルとして720p機はラインナップされ続けて欲しいとは思いますが。

 そうそう、2011年12月15日現在、品薄になっているようで、当初は59800円程度で流通していたのにいまでは、10万円近くで取引されています。品薄に乗じた転売屋が暗躍してますかね。



 年末年始、パーソナル3D立体視でウハウハしたい人は、量販店等で見かけたらササっと買ってしまうのが良いかと思います。

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