今まで通り、話題作を取材するネタもやっていきますが、今年の「3Dゲームファンのための○○講座」は、合間合間にミドルウェアの話題を盛り込んでいく流れにしていこうとおもっています。
というわけで、今年1発目は、世にも珍しい3Dエフェクトの専門ミドルウェア「BISHAMON」です。
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西川善司の3Dゲームファンのための「BISHAMON」講座
日本のゲームを彩る影の主役“エフェクト”はこうして作られる!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20120127_507184.html
日本のゲームグラフィックスは、海外作品に比べて、エフェクトに重きを置く傾向が強いと言われています。エフェクトというのは、ファイナルファンタジーシリーズでいうところの召喚獣魔法のド派手な演出グラフィックスみたいなヤツです。
アーティストのセンスだけで作り出される自在に動くグラフィックス。これを作るツールというものは、その設計は素人目にも難しそうなわけですが、今回紹介した「BISHAMON」では、シミュレーションによって生成されるものとは一風違った、プロシージャル的に動くグラフィックスを作るツール、ミドルウェアとして、完成度の高いものになっています。
なんというんでしょうね、「リアル」というよりも「知性が感じられる動くグラフィックス」が作れるんですね。
上の動画もBISHAMONによって製作されたエフェクトグラフィックスです。
この「BISHAMON」、元々プロ用のツールでしたが、個人用の販売も始まったようなので気になった人は要チェックです。意外に安い。
記事には動画も沢山上げていますので、「文章を読むのは面倒」というひとは動画だけでもご覧下さいませ。
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