最近、なぜか、この類の製品のレビューを任されることが多いんですが、ボクはビデオキャプチャや録画にはそれほど詳しくはないんです。
ですが、そんな素人の目線から見ても、今回レビューしたAVerMediaの「AVT-C281」は、値段の安さを考えるとかなりよくできた製品だと思いました。
オフィシャルの製品紹介サイトは
こちらです。迷惑御免の大音量のムービーが自動再生されるので心構えをしてからご覧下さい(笑)
この製品は、機能だけで言えば、コンポーネントビデオのHD映像(1080i,720pまで)を録画するための機器です。
ただ、ゲームプレイ動画を作成するのに適した設計がなされている点がとてもユニークなんです。
こうした製品では、ゲーム機からの映像をどうやって録画機器に入れて、どうやってプレイ用の画面(テレビ)を配線するか…というのを考えなければなりません。
しかし、AVT-C281は、ゲーム機とテレビの間に挟み込むように配線するだけでOKなんですね。
しかも、MPEG4-AVC(H.264)のハードウェアデコーダを内蔵しているので、PCは不要で、AVT-C281単体での録画運用が可能なのです。
PCいらずでお手軽HDキャプチャ。ゲーム特化のキャプチャデバイス「AVT-C281」レビュー
AVT-C281(GAME CAPTURE HD)http://www.4gamer.net/games/017/G001762/20120424095/
間に挟むようにして配線するということは、ゲーム機からの映像がAVT-C281の中を通って出てくることになります。
ということは、「遅延は大丈夫なのか?」という話になるわけですが、リモコンで低遅延の「リアルタイムモード」に移行すれば、パススルー状態となり、遅延がほぼゼロになります。
記事を断片的にしか読まなかった残念な人が「遅延が0.9フレームか」とつぶやいているのを見かけましたが、遅延0.9フレームというのはテストに用いたテレビ、26ZP2に対する55ZG2の相対遅延のことですので誤解のないように(笑)。
(55ZG2の遅延1.1フレーム)-(26ZP2の遅延0.2フレーム)=相対遅延0.9フレーム
ですね。
わざわざ書くのも面倒ですが、リアルタイムモードの時に、この2台のテレビの相対遅延しか検出されなかったということは、AVT-C281自体のリアルタイムモードの遅延はほぼゼロということなんです。
記事では、こうした遅延にまつわる話題や、配線、セットアップ手順から、より具体的な活用、詳しい機能までをテストしていますので、詳細はそちらをご覧下さい。
ちなみに、この製品、通常の販売価格は1万2980円(税込)ですが、ゴールデンウィーク期間中は特別価格となり、なんと5月6日まで期間限定で9800円に値下げされるとのことです。
ただ、さっそく、完売になってしまったようで、Amazonでは、転売屋さんが倍の価格で販売しておりますね(笑)
こうした事態を重く見たAVerMediaは、特別価格の販売期間を延長したようです。
詳しくは
こちらをどうぞ。
「HDMIが録れないのが残念…」という声がありましたが、まぁ、「民生向けで、安く手軽に」ということになると、このAVT-C281の割り切ったスペックは潔いというか、絶妙かと思います。
もう、レビューが終わったので返却してしまいましたが、久々に返すのが惜しくなりました(笑)
ちなみに、720pの好画質モードで録画したものをYouTubeにアップするとこんな感じになります。
Comments
あれはボクのライフワークでございました。
車は今はGT-Rです。
セブンからの乗換は定番のようですね。
Z34はいいですよね。ボクもあれがZ32時代みたいに2+2のモデルがあったら目移りしていたと思います。
GT-Rに乗っておられるのですか!いいですね。
自分も今年は中古でいいのでZ辺りに乗りたいです。
ブログ拝見させていただきました。
手術なさっていたとは気付きませんでした。
どうりで大画面マニアを最近見かけないと思いました。大事無くて何よりです。
長くなりましたがこれからも文章を楽しみにしております。