先週発売されたばかりのカプコンの新作アクションRPG「ドラゴンズドグマ」は、東芝レグザを公認テレビとして選択したことはご存じでしょうか。
今回、そのキャンペーンサイト向けのコンテンツがらみの仕事をやりました。
具体的には、ドラゴンズドグマの開発チームと、レグザ開発チームの異業種対談の司会進行役です。
ボクが原稿を書くと小難しい内容になると言うことで、下記の対談記事は、ボクではなく、対談に立ち会われた女性のライターさんが書かれています。
ただ…対談自体は、普通に小難しい話になってしまいましたけどね(笑)
-〈レグザ〉× 『ドラゴンズドグマ』 スペシャルコラボ-
『ドラゴンズドグマ』公認テレビ〈レグザ〉。圧倒的な映像美の魅力に迫る!
http://www.toshiba.co.jp/regza/detail/game/dd_special.html
こういうコラボサイトやキャンペーンを展開することからも分かるように、最近の東芝レグザシリーズは、ゲーム映像の表示にすごく力を注いでいますよね。
東芝レグザのゲーム関連機能の開発には、ボクもアイディア出しの形で絡んでいる部分があるのでひいき目に見ている…といわれそうですが、実際問題として、ここ最近のレグザシリーズは、もっともゲームプレイに適したテレビ製品だといえると思います。
モニター製品(ディスプレイ製品)になるとナナオや三菱などなど、このテーマに真剣に取り組んでいる競合他社は結構いるのですが、テレビ製品の分野になると、他のテレビメーカーは「ゲームなんて…」という目線になりがちで、あまりゲーム機を接続することや、ゲームプレイに気を配って貰えないんですよね。
特に機能差で顕著なのは、表示遅延にまつわる部分です。
最近、業界最速は、表示遅延0.1フレーム(60Hz)を達成した
三菱のRDT234WXになりましたが、今でもレグザZP2の0.2フレーム(60Hz)はテレビ製品としては最速です。
現在でも、一部のメーカー製品では潜在的にパネル駆動部分で1フレーム遅延が強制発生している機種があって3フレーム以上遅れている機種はざらにありますし、「ゲーム」モードというモードが搭載されている機種でも「目に優しくするために輝度を落とし、映像を見やすくするために暗部階調を持ち上げた」だけの製品もあったります。
レグザでは、ZP系以外の最速ではない他モデルでもゲームモード時の表示遅延の公称値を公開しているのも潔いと言えます。この辺りもゲームファンに一目置かれている理由になっているのかもしれませんね。
それと、実際にお話を伺っていて「へえ」と思ってしまったのは、低遅延以外の理由でも、カプコンのゲーム開発プロジェクトの多くで、開発上のリファレンステレビとしてレグザを用いているというエピソードです。
この辺りについては、是非とも記事の方を参照してくださいませ。
そういえば、最近は、東京ゲームショウのブースに設置される、試遊台やプレゼン用テレビモニターも、レグザが採用される傾向が強まっています。
思い立って、ここ数年の東京ゲームショウの自分のブース取材写真を見直してみたのですが、今回、フィーチャーされたカプコンのブースは当然として(左の写真)、コナミ、スクウェアエニックスなんかもレグザを採用していたことがわかりました。
スクウェアエニックスブース
コナミブース
開発側でもレグザを使っているというスタジオは、カプコン以外にも多いのかも知れません。
さすがにソニー系スタジオはブラビアだとは思いますが…。
任天堂社内はどうなんでしょう? やっぱりVIERAかな? だれかこっそりおしえて!
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