ナナオが新しいFORISシリーズの液晶モニター製品を出してきました。
三菱のRDT234WXにライバル心むき出しの製品です。
表示遅延はRDT234WXの0.1フレームを下回る0.05フレーム、応答速度もRDT234WXの3.5msを下回る3.4msです。
もはや、ここまでくると、その数値自体にほとんど意味はなくなっているのですが、話題作りには欠かせないですし、お互いをライバル視している方が良い製品も出てきやすいので「どんどんやれ~」という感じですね。
「世界初の暗部視認性向上技術」×「表示遅延0.05フレーム、応答速度3.4ms達成」が実現した"賢く速い、賢く勝てる"モニター「FORIS FS2333」
http://www.watch.impress.co.jp/eizodirect/201207/
RDT234WXはスマホビュー機能というスマートフォンとの連携機能を強く訴求していましたが、FS2333では、Smart Insightという、映像の階調を動的に拡張するユニークな表示機能をアピールしています。
この機能を写真に適用すると、HDR撮影した写真から合成したような「暗いところから明るいところまで隅々まで見える映像」になり、ゲームに適用すると、暗視ゴーグルをかけて視覚拡張したような映像でプレイ出来るようになります。
記事では、実際に、「CALL OF DUTY:Modern Warfare3」を用いて、その効果をプレイ動画で検証しています。ちなみに、例によって、プレイ動画の作成には
AVerMediaのAVT-C281を使用しています。
FS2333は、RDT234WXと同じくIPS液晶採用ですし、3D立体視"未"対応という割り切りも両者共通、さらには価格も拮抗しているので、このサイズのゲーム対応のマルチメディア対応液晶モニターが欲しい人はかなり迷ってしまいそうです。
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