西川善司の大画面☆マニア第164回:最高画質プラズマVIERA「TH-P65ZT5」

 プラズマテレビは色んな意味で最終形になりつつあります。

 円熟に達した画質…という意味での最終形。

 そして、プラズマテレビという方式自体が終焉に向かっている…という意味での最終形。

 今季のプラズマVIERA、ZT5シリーズは、まさにそんなプラズマを象徴するような製品です。

dg03.jpg
西川善司の大画面☆マニア第164回:最高画質プラズマVIERA「TH-P65ZT5」
~パナソニック円熟のプラズマ画質~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20120802_550107.html

 「プラズマVIERA史上最高画質」を謳うZT5ですが、その裏にはもちろんパイオニアから引き継いだ技術の存在もあります。圧倒的な黒表現、奥行きを感じる暗部の沈み込みといったプラズマならではの画質特性は、パイオニアのKUROの遺伝子を感じます。

 ハリウッドの映画スタジオとの協力でチューニングしたという「ハリウッドカラーリマスター」機能は同じVIERAでも、液晶VIERAにはなく、プラズマVIERAだけの特権機能となっており、この機能でプラズマVIERAを選ぶ人もいるかも知れませんね。

dg17.jpg

 そういえば、パナソニックも、ZT5には、「タッチパッドリモコン」という変わり種リモコンを付属させています。

 前回の大画面☆マニアで取り上げたLGTVのマジックリモコンもそうですし、古くはソニーのトリニトロン時代の「ふしぎリモコン」(笑)の時もそうでしたが、こうした変わり種リモコンって、いざ使ってみると便利さは実感できるんですけど、実際にそのモデルのオーナーになってみると、変わり種リモコンでは出来ることが少なくて、結局、普通のリモコンを使う頻度の方が高くなるんですよね。

 だから、最終的には、適者生存の原理で、変わり種リモコンはテーブルから排除されて埃を被ってしまう…。

 どうせならば、普通のリモコンと変わり種リモコンを合体させたようなものにすればいいのにと思うんですが、下位モデルのことまでを考えると、コスト的にそうもいかないんでしょうね。



このエントリーをはてなブックマークに追加
オンライン仕事 > AV WATCH | comments (0) | trackbacks (0)

Comments

Comment Form

icons:

Trackbacks