GeForce GTX200シリーズ関連レポート第二弾を寄稿しました
GeForce GTX200シリーズはもともとグラフィックスプロセッサというよりは並列コンピューティング用プロセッサとして開発された裏事情があります。
かといってそれを前面に打ち出してしまっては「なにそれ?」ということになるので、ビデオのエンコードがシャアより速い通常の5倍速になるとか、物理シミュレーションエンジンがガリガリ動く…みたいわかりやすい形でのアピールもしてきました。
4Gamer.net ― NVIDIA,新世代ハイエンドGPU「GeForce GTX 200」シリーズを発表(2)CUDA 2.0&PhysXでGeForceは生まれ変わる
http://www.4gamer.net/games/050/G005004/20080615001/
そのGeForceをベクトル並列コンピューティングプロセッサとして活用するためにリリースされるのが、そのCUDA2.0です。
そして、このCUDA2.0を魅力的な動画エンコーダ、物理シミュレーションという、おいしそうなケーキとして見せて、ユーザーを引きつけ、浸透させてデファクトスタンダードを勝ち取って単体高性能GPUとして存続してやろうという思惑があるようです。
そうそう、それに
OpenCLなんてのも出てきたので、GPGPUがよりいっそう身近にはなってきそうです。
そういえば、7月にアナウンスがあるとされるDirectX11で、このGPGPUがどう取り扱われるか注目ですね
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