東芝の裸眼立体視対応の4K2Kパネル採用のレグザ55X3に続き、今度はソニーが84インチの4K2Kブラビア「KD-84X9000」を発売しました。
2012年の大画面☆マニアとしては最後の回に、このKD-84X9000を取り上げました。
さすがに重くてでかいので、1週間の貸し出しのために引っ越しレベルの運送業者を起用するのが難しかったため、ソニーのショールームでの評価となりました。
普段の大画面☆マニアでは、大体2-3日かけて評価しますが、今回はそういうわけで数時間の評価での記事執筆となっています。写真は色々撮影したのですが、ボクのデジカメのSDカードが撮影後に死んでしまったため、記事中に埋め込んだ写真のほとんどは、評価に同行した編集者のカメラで撮影したものになっています。
今回、大画面☆マニア定番の写真素材がないのはそうした理由からです。
西川善司の大画面☆マニア第170回
ソニーの4K BRAVIA登場「KD-84X9000」~4Kの魅力は3Dか? 脅威の臨場感
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20121227_580453.html
KD-84X9000は、裸眼立体視には対応せず、立体視は偏光方式での対応となり、むしろ2Dの4K2K画質に重きを置いた製品になっています。
後発なだけあり、30Hz/24Hzに限定されますが、別体オプション無しで3840×2160ドットの4K2KのHDMI接続が可能になっているのが東芝レグザ55X3に対するアドバンテージです。
できれば4K2K/60Hzの伝送が可能なDisplayPort1.2にも対応して欲しかったところですが、KD-84X9000はテレビ製品と言うことで採用が見送られたようです。
84インチ/4K2K/168万円が高いか安いかと言えば、絶対的には高いわけですが、プロジェクタクラスの大画面を直視型ディスプレイで実現できて、しかも4K2K表示能力もあるとなると、オンリーワン的な存在なので「その価値はあるのかも」という印象を持ちます。
マイホームを持つタイミングならば、設備費として住宅ローンに組み込んで買ってしまうのもテかも知れませんね。
なお、写真はふざけているように見えますが(実際ちょっとふざけてますが)、伸長175cmのボクが手を広げた長さよりも画面がでかいと言うことを表したつもりです。
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