ゲーム映像の録画、実況プレイ動画、さらに自前でのインターネットストリーミング放送にまで対応したAVerMediaの「AVT-C985」のレビューをやりました。
ボクは、もともと、あまりこの類の製品は詳しくなかったんですが、一昨年、昨年からけっこう頻繁に任されるようになって、今回も「やって」という感じで頼まれて取り組んだ次第です。
下の動画が、実際にAVT-C985を使ってニコニコ生放送でテスト放送したそのものです。
ボソボソとボクがしゃべりながらゲームをプレイしております(笑)
ニコ生配信は基本的にはビットレートが384kbpsに制限されているので画質的にはこんなもんですね。
ちなみに、視聴者は4Gamer編集部の担当者のみ…でした(笑)
HDMI入力に対応,低負荷で1080pも録画できるAVerMediaのビデオキャプチャカード
AVT-C985(Live Gamer HD)
http://www.4gamer.net/games/017/G001762/20130207047/
ニコ生での画質はビットレート制限によりあんな感じになってしまいますが、保存目的の録画品質は最大1080p/30Hz、20MbpsのH.264コーデックで撮れるのでだいぶ綺麗です。
下は、「FORZA HORIZON」を1080p/30Hz、20Mbpsで録画したモノですが、YouTubeにアップした時点で画質は若干下がってしまっています。
記事には、YouTubeに上げる前の、録画されたファイルそのものの掲載も行っています。画質の評価を行い方はそちらをどうぞ
記事の方では静止画での比較がカットされてしまったので、ここに載せておきましょう。
1080p/30Hz/4Mbps
1080p/30Hz/12Mbps
1080p/30Hz/20Mbps
1台のパソコンで、ゲームをプレイしながら、そのまま録画したり、そのままニコ動に生配信できたりするのは、確かに面白いですね。
このAVT-C985は、HDMI入力を録画する仕組みになっているので、ホストPC側のバス消費は基本HDDへの書き込みだけとなるため、極めて低負荷なのが特徴です。
また、パススルー端子も搭載しているので、表示遅延もないのも特徴です。
表示遅延については記事の方で実際に測定して検証していますので、興味がある人は参考にしてみてください。
入力はHDMI入力のみなので、以前紹介した
「AVT-C281」とは補完関係にあるような製品になります。
AVT-C985はアングラ製品ではなくまっとうな製品なので(笑)、HDCP準拠のHDMI入力に対応します。なので、録画できるのはHDCPなしのPC,Xbox360、そしてWii Uの映像になります。
PS3はゲーム映像にもHDCPを適用しているのでAVT-C985のHDMI録画では対応できません。ちなみに、PS3はAVT-C281の方が対応しています。後期型のAVT-C281"J"の方は、1080pにも対応がなされたので、PS3ユーザーにはこちらがオススメですね。
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