後編は、PS4世代のゲームグラフィックがどうなっていくのか…というテーマで書いています。
PS4は、DirectX11.1世代のGPUを採用したわけなので、DirectX9世代のPS3から2世代分のジャンプアップを果たします。このジャンプアップがゲームグラフィックスに何をもたらすのか…という部分にフォーカスした話題です。
西川善司の3Dゲームファンのための「プレイステーション 4」グラフィックス」講座(後編)
PS4世代のゲームグラフィックスの鍵は新搭載されるテクノロジーにあり!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20130308_590700.html
PCグラフィックスがDirectX11世代に突入したのは2009年のWindows7時代のことですから、その意味ではPS4がやっと追いついた…というような格好なわけです。
しかし、ゲームテクノロジーの進化はどうしても軸足が据え置き機に置かれてきたので、PS4世代以降になって、ゲームスタジオもやっと真剣にDirectX11世代のテクノロジーの活用に乗り出せる…といった感じなのだとおもいます。
実際、カプコンの新世代ゲームエンジン「Panta Rhei」(採用一作目は(仮)Deep Down)はテッセレーションステージを積極活用しているとのことですし、SCEがマークサニーと共に肝いりで開発している「KNACK」はGPGPUを前面に押し出している雰囲気を感じます。
DirectX11世代の新技術が、ゲーム(エンジン)のコア部分にいよいよ組み込まれだした…という感じです。
PS4発表会の後半で、スクウェアエニックスが、PS4向けのファイナルファンタジー新作の存在を明らかにしましたが、それが「LUMINOUS STUDIOベースである」ことの明言を避けたことが、巷では話題になっているようですね。
果たしてPS4用の最初のファイナルファンタジーは何エンジンベースなのでしょうか…。
そういえば今月後半、GDCのタイミングでコナミの新世代ゲームエンジン「FOX ENGINE」の詳細が明らかになるようです。
というわけで、自分も、早速と、サンフランシスコ入りいたしました。
エンジンの話が熱くなってきてはいますが、明日は完全オフなので、たまたまサンフランシスコでこのタイミングで開催されることを知ったWBCの日本戦を観戦してきます(笑)
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