GDC2013展示会場は今年も大盛況でした。
ここのところ日本でも大躍進を遂げている新興ゲームエンジンのUNITYは、今や、ソニーブースや任天堂ブース並の巨大ブースを構えていたのが印象的です。
ちなみに、UNITYはこのGDC2013のタイミングで、UNITYエンジンのPS4とWii Uへの対応を表明しました。
発表会では登壇者の手持ち公開止まりだったPS4のパッドが、ソニーブースで一般公開となり、来場者の話題の種になっていました。
記事中に触れた「PSボタン談義」もとても大きく取り沙汰されました(笑)
これについては、あらためて、このブログで解説をしたいと思います。
[GDC 2013]PS4のコントローラが披露。大手の出展増加で年々規模が拡大するGDC展示会場レポート(1)
http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20130330005/
なにはともあれ、今年のGDC2013展示会場の大人気ナンバーワン展示は「Oculus Rift」だったと断言できます。
わずか2-3分の体験デモに、連日2時間以上の長蛇の列が出来ていましたし、体験した人は自慢げに「体験すべき!」と言って回るなどしていましたし、盛り上がりが凄かったです。
[GDC 2013]クラウドゲームにヘッドマウントディスプレイ,ゲームの未来を感じさせるGDC展示会場レポート(2)
http://www.4gamer.net/games/195/G019528/20130401042/
Oculus Riftは簡単に言えば、ソニーのHMZ-T1/T2のようなヘッドマウントディスプレイですが、視界がやたらに広く、さらに超低遅延のヘッドトラッキングに対応していて、被験者の首の動きにシンクロしてゲーム世界を見回せるという点が違います。
とある日本のゲーム開発者が「HMZ-T1/T2がガンダムのコクピットの視界ならば、Oculus Riftはゼータガンダムの全天周型コクピットの視界だ」…という超マニアックな表現をしていましたが、確かに「言い得て妙」と言えるかも知れません。
現在は開発者向けの受注生産で300ドル。
量産化されれば200ドル前後からそれ以下になるとも言われており、そうした価格が安価になる見込みについても高く評価されています。
価格が安くできるのはHMZ-T1/T2と比較して、構造が単純だからです。
この辺りについての解説は記事を参照してくださいませ。
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